Future Technology Days その1

2月 1st, 2009 by t32k | Filed under report.

北陸マイクロソフト
マイクロソフト北陸さんに行ってきました!

RIMG0001

今回参加したセミナーはコレ↓

最新プラットフォームへの移行
~ 既存のアプリケーションを Internet Explorer 8 と Windows Vista SP1 に対応する~
Internet Exploer 8の開発目標
  • 利用シーンの拡大 – ページの概念を超えたWebエクスペリエンス
  • 開発の促進 – 迅速かつWeb開発
  • 運用性の拡大 – 快適で安心なブラウジング
を念頭に開発されたそうです。ちなみに資料と一緒に配られた『IT交差点 日本のITエンジニア応援マガジン』の中でマイクロソフトの五寳 匡郎さんがIE8の開発についてこんなことを語ってました。
五 寶:IE8の開発、中でもWeb標準への対応ということでは、特にWebデザイナーさんからのフィードバックを積極的に集めました。IE7のリリース直後 だったと思いますが、CSS NiteというWeb制作に携わる人々によるイベントに参加した際、Webデザイナーの声を入れて欲しいという要望をたくさんいただきました。(~中 略~)そこで、2007年夏ごろ、「次期IEへのWeb標準対応に関するフィードバックフォーラム」というのを作りました。結果的に、Webデザイナー、 Webデベロッパーさんなどから細かいのを含め30件以上のフィードバックを寄せていただき、その7割近くはIE8ベータ1に反映されています。このしく みを作ったのは日本だけで、IE8の開発に当たっては日本のユーザーに皆さんの役割はとても大きかったですね。
「ユーザー エクスペリエンス」への挑戦~
Internet Explorer® 8 と Microsoft® Silverlight™ の開発、導入ストーリー~
てな感じで、日本人Webデザイナーとして鼻高々ですね、フィードバック送ってないけどw
ついこないだIE8 RC1が出たので、通常なら2ヶ月前後でRTW(正式版)が出るそうです。まぁ早春には出ると思うのでそんなに遠くない未来ですから今のうちにちょっとチェックしましょうということで、新機能概要紹介!
ページの向こう側へ – User Experience
Reach Beyond the Page
■アクセラレータ (Accelerators)

Web上のお道具箱。Web ページのテキストを選択し、表示される青いアクセラレータアイコンをクリックするだけで、翻訳や地図情報、オンラインショッピングができる機能です。デモでは価格.comさんのアクセラレータを使ってました。日本語のアクセラレータはまだあまりないので、皆さんどんどん作ってください!とのこと。
デフォルトではWindows Live Mapとかだったけど、アクセラレータの追加、削除とかもできるし、アドオンギャラリーにGoogleMapsとかもあるので便利そうな感じですね。
個人的にすごいなと思ったのがこうゆう(IEにしては)先進的!?な機能は追加されても、たいていメニューの深い層の所にあって結局誰も使わないオチなんだろうけど、アクセラレータの場合、テキストを選択してあんな青いアイコン出てきたら誰でも気づくと思うし、Internet Exploerというシェアの高いブラウザが実装したということで評価できると思う。

技術リソース
■Webスライス (Web Slices)

天気予報とかオークションなど頻繁に更新されるような情報がWebスライスに対応していると便利。更新部分だけをクリップしてお気に入りバーに登録してくれる。Webスライスに対応したページを表示するとバーのRSSアイコン(通常グレー表示)が緑のWebスライスアイコンに変わる。またページ内で hsliceでマークアップされたところをマウスオーバーすると緑色の罫線とWebスライスアイコンが表示される。

これも上記のアクセラレータと同じく先進的な機能、いわゆるMicroformatsですからね。それをこんなに堂々と通知してくれるなんて、MS++って感 じすね。厳密にはhAtomとルート要素がちがうんだけど(hfeedとhslice)共存はできるし、あのIEがやってくれたんだからね、すごいことだと思う。その点はJohn Allsoppさんも好評価な様。
現在開発中のIE8では、hAtomに「よく似た」WebSliceという機能があるとの事。 あーあーまた独自規格かよーと思わなくもないです。
John Allsopp氏的には、「一般の人にまで普及するならそれはそれであり」というような考えのよう。 まあそう言われると、一見遠回りなようで(将来的に規格を統一する事を考えても)結局は早いのかもしれないですね。
技術リソース
■ビジュアル検索 (Visual search)
ブラウザ右上の検索フォームのところで、検索プロバイダーも自由に指定できる。プロバイダーによってはインクリメンタルサーチや画像にも対応している。

これも面白げな感じですね。

技術リソース
より速く、より簡単に – Performance
Faster, Easier
■パフォーマンスの向上
スクリプトの処理速度向上。IE6の7倍、IE7の5倍高速化されているそうです。まぁFxやwebkitに比べれば全然なのですが。あとHTMLParserの方もスクリプトの読み込みで止まらなくなったそうです。しかも2Connectionsから6Connectionsで同時ダウンロードできるようになりました。メモリーリークも緩和されたそうです。よく分からないのでパワポ丸写しで↓
Jscript – Obeject Model間メモリリークの緩和
IE7ではページナビゲーションの際に、circular memory referencesをBreakするがIE8ではcircular memory referencesをregular Jscript garbage collectionのタイミングでBreakする
そのほかにも、IEの異常終了で最も多い原因のひとつバッファオーバーラン(実行不能なデータ型を実行しようとすることで異常終了やセキュリティホールを引き起こす)もDEP/NX(Data Execution Prevention or No-Execute)により実行可能なデータのみ実行する構造にしたため、異常終了を回避できるようになったとか。

あと、タブプロセスの分離化によりひとつのタブが落ちたとしても、ほかのタブ、ウィンドウには影響を与えなくなったそうです。

■スマートアドレスバー

履歴とお気に入りが融合したアドレスバー。アドレスバーにホスト名やキーワードを入力するだけで、オートコンプリート・履歴・お気に入りから検索を行い、該当するサイトを一覧で表示してくれる機能。講師の方もこの機能はかなり便利と言ってましたね、地味だけど。確かに一般のユーザーがアドレスバーに直接打ち込むなんてことはあんまりないから気づかないかもしれませんねw
■新しいタブ機能


閉じられたタブの再展開、履歴も残ってる。


タブを色で区別してグルーピング。
これはまた地味な機能ですが、かゆいところに手が届く感じでいいんじゃないでしょうか。

安心のための機能 – Security
Peace of Mind
■InPrivate Browsing

インターネットカフェでメールをチェックする場合などは、自分がどのWebサイトを訪れたかを他人に知られたくないものです。Internet Explorer 8 の InPrivateブラウズ機能を使用すると、ブラウズ履歴、インターネット一時ファイル、フォーム データ、Cookie、ユーザー名/パスワードのブラウザーへの保存を実行せず、ブラウズ履歴や検索履歴を残さないようにすることができます。 InPrivate ブラウズを開始するには、[新しいタブ] を開き [InPrivate ブラウズの開始] をクリックするか、ブラウザー右上にある [セーフティ] ボタンから開始します。一度このアクションを行うと、Internet Explorer 8 では、検索やWebページ アクセスなどに関する情報がまったく記録されない、新しいブラウザー セッションが開始されます。InPrivate ブラウズセッションを終了するには、ブラウザーウィンドウを閉じます。
俗に言うポルノモードなんですが、cookieも保存しなかったらアクセス解析とかどーなるんでしょうかね?ここらへん要調査。
■ハイライトドメイン

ドメインハイライト機能は、Web アドレス (URL) をよりわかりやすく表示する機能です。この機能により、紛らわしいアドレスで人を騙す詐欺サイトやフィッシング サイトを回避できます。アドレス バーのドメイン名を黒で、それに続く記述を灰色で強調表示することで、そのサイトが本物かどうかを簡単に認識できるようにします。

初めて見たときは、なんじゃこりゃと思ったのですが、そうゆう意味だったんですね。でも全体のURIが見えにくくなったので、それはそれでなんとかしてほしいなと思ったり。。。

■SmartScreen フィルター
Internet Explorer 8 の SmartScreen フィルターは、データ、プライバシー、ID を危険にさらし、コンピューターや重要データが損なわれる原因となるマルウェアや悪意のあるソフトウェアが、不注意でインストールされてしまうことを防止 します。

なんかセキュリティが向上したという感じで。

■感想
新機能を紹介してもらって、なおかつセミナーから帰ってIE8使ってみた感想なんですが、なかなか良い印象です。初めて使うブラウザがIE8だったらFxやSafariに乗り換えるメリットってあんまりないんじゃないでしょうか。というと怒られそうな感じですが。Fxなんかはカスタマイズすればなんでもできます。 けれども、ブラウザにそこまで情熱をかける人ってWeb開発者とかネット漬けの人ぐらいだと思う。たまに気になったことがあったらネットで調べる人にとってはIE6,7でも十分なわけで、それらの人にショートカット使えるようになるよとか、このアドオン入れたら便利になるよと言ってもたぶんしない(事実僕がそうだった)。その点、 IE8はデフォルトでなかなかよさげな機能が使えるし、通知のしかたも親切だ(分かりやすい)と思う。しかも安定生も向上したみたいだし。MSとしては好評のWindows7とIE8のセットを早く世間にリリースしたいところですね。

う〜ん、個人的にはFxユーザーなのでMozillaがんばれ><と思います。

関連エントリー

Comments are closed.